台風や自然災害は、事前の備えや対策が大事!
この記事を読めば、台風対策をどのようにすれば良いのかがわかりますよ♪
台風は地震やと違って、来ることがある程度予測できる自然災害。前もって対策することができます。
特に、台風で一番困るのは停電。電気が停まると水も止まってしまうことを知っていましたか!?電気よりも水が止まることが生活する上で一番困ること。トイレも流せなくなります。
台風での停電対策として、来る前に浴槽に水を溜めておきましょう。電気があるうちにスマホやパソコンの充電もしておいてください。
また、避難が必要になった時の備えも大事です!!避難場所や避難経路の確認、防災グッズの入った避難用リュック(非常時持ち出し袋)をまとめておきましょう。
台風対策チェックリストや避難時の防災グッズチェックリストも載せていますので、台風が来る前に各ご家庭で確認してくださいね。
台風対策の取り組みは行動マニュアルを確認して備える
- 台風対策は行動マニュアルで確認!
- 食料の買い物やベランダの片付けは事前に終わらせる
- 停電したら水も止まる!停電・断水に備えて行動しよう
- 避難場所・避難経路をハザードマップで確認
- 台風最接近時は絶対外へ出ない
- 台風が過ぎ去ったら、被害状況の確認を
台風は事前に備えることで災害を防ぐことができます!
台風に備える行動マニュアルと小学生でもわかる台風の対策チェックリストを確認して、ご家庭で台風対策をしていきましょう。
台風に備える行動マニュアル!各家庭で身を守るための準備を!
1.台風が来る前に食料などの買い物、ベランダ・窓周りや庭の片付けをして、窓や網戸も閉めておきましょう!
2.停電したら水も止まる!電気があるうちに充電と浴槽に水を溜めることが重要!
3.近くの避難場所や避難経路をハザードマップで事前確認!各家庭で防災グッズをまとめるなど、避難準備をしておこう!
4.台風の接近時には外へ出ない!車はガソリン満タン状態で駐車しておく!
5.台風が過ぎたら被害状況を要確認!水に濡れた家電は火災原因になることがあるので注意!
この台風に備える行動マニュアルを基に、次の項目からそれぞれ深掘りしていきましょう!
なぜその対策をするのか、なぜそれが必要なのか、詳細がわかるとその重要性も理解できますよ。
一つ一つ、次の項目から説明しますので、身を守るため、家族を守るためにも台風に備えて一読しておきましょう!!
次の項目で、小学生でもわかるイラスト付きの台風対策リストや避難時の防災グッズリストも載せていますので、ぜひご家族やお子さんとも確認してみてください♪
台風対策は接近前に!台風準備の取り組みは早めが肝心!
台風接近前に準備すること
- 食料や飲み物の買い物
- 外の側溝や排水溝など排水口の掃除
- 充電が必要な電子機器の充電
- 車のガソリンを満タンに
- 雨戸・カーテンは閉める
- 避難場所・避難経路をハザードマップで確認
- 浴槽に水を溜めておく
- 避難時用の防災グッズを確認し、まとめておく
台風対策チェックリスト!小学生でもわかるイラスト付き♪
小学生でも見てわかるイラスト付きの台風対策チェックリストを用意しました!!
台風が発生したら、印刷などして確認用に使ってみてくださいね。
子供でもできる台風対策や大人の人が対応するべき対策があるので、ご家族で声を掛け合って、台風対策していきましょう♪
台風が来る前に食料や飲み物などを早めに買い揃える
台風が発生したら、雨や風が強くなる前に行動することが重要です!
台風が来ないうちに食料の買い物をしておきましょう!食料を選ぶポイントは、停電や断水しても食べられるものを!
そして、台風接近時には地域の住人たちが買い込むので、商品もあるうちに確保することも大事です。
例えば、常温でも美味しく飲める飲み物(水やお茶など)、缶詰やパン、お菓子などもあると良いでしょう。
冷蔵や温めが必要な食べ物は停電すると食べれなくなってしまいます。
冷蔵庫も停電が起こると使えなくなるので、できるだけ中身を少なくしておくことも良いでしょう。
または、保冷剤とクーラーボックスを用意して停電が起こっても簡易的に冷蔵できる対策をしておきましょう。
※台風時には必要以上に食料や飲料などを買い込むのはやめましょう。台風時には物流も遅れたり止まってしまうので、不要なまでに買い込んでしまうと購入できない方が出てくるかもしれません。
台風対策はベランダ・窓周りや庭の片付けて対策を!
台風が来ることがわかったら、強風で飛んでいきそうなものが外やベランダにないか確認してください。
植木鉢や物干し竿、お掃除用具や遊具はできるだけ家の中に入れておきましょう。
家の中には入れられないものは、ロープなどで固定しておくことも台風対策では大事です。
もし飛んでいってしまって、ガラスを割ってしまったり、電線に絡まったり、人に当たるととても危険です。二次災害に繋がってしまいます。
家の中だけの対策だけでなく、外にも視野を広げて飛んでいくと危ないものがないか確認しておきましょう。
窓の台風対策も大事!はがせる養生テープは賃貸でも安心♪雨戸も早めに閉めよう
台風接近時には、強風で何かが飛んできて窓ガラスが割れることがあります。
もし台風により窓ガラスが割れた際、破片が飛び散らないように養生テープで補強して二次災害を防ぎましょう。
養生テープだとはがした時に粘着部分が残らないので、賃貸でも安心です♪
その他にも窓ガラスに飛散防止フィルムを貼ることもおすすめですよ。
飛散防止フィルムを普段から貼っておけば、台風だけでなく、地震の際にもガラスが飛び散りを防ぐことができます。
窓ガラスの破片が飛び散ると、片付けの際にケガをしてしまったり、階下にガラスが落下して下にいる人にケガさせてしまうこともあるのです。
二次災害を防ぐためにも、窓ガラスに養生テープや飛散防止フィルムを貼っておきましょう。更にガラスの飛び散りを防ぐために台風接近路にはカーテンも閉めておくこと。
また、台風で何かが飛んできても窓ガラスが割れないように雨戸がある家は閉めておくことも重要です。
台風は停電対策が重要!!電気が停まると水も止まる
台風によって、停電してしまう前に
- 浴槽に水を溜めておこう
- スマホやパソコン・ゲームなど電子機器の充電を
- 冷蔵庫も使えなくなるので食材など中を片付けておくこと
- 懐中電灯やLEDライトを準備(※ろうそくNG)
停電したら水も止まる!電気があるうちに浴槽に水を溜めることが重要!
停電すると水も止まります!なぜかというと、電気で水のポンプを動かしているからです。
沖縄のように水のタンクが屋上にある場合は、停電しても水が出ますが、最近の住宅では電気で水を汲み上げているところが多いでしょう。
水が止まってしまうと、トイレも流せなくなりますし、お風呂も入れない、料理もできないなど生活に支障が出ます。
台風が来る前、電気がまだ使える時に浴槽に水を溜めておきましょう!!
そうすれば、電気が復旧するまでの水問題は対策することができますよ♪
懐中電灯・ランタン、LEDライトなどの照明器具も用意
停電したら、明かりの確保がとても大切。
日中だと外の光である程度、見えるかもしれませんが、夜になると真っ暗。真っ暗なだけで不安感を感じてしまいます。
そして、物を取るのも、家の中を移動やトイレなども明かりがないと、とても不便です。
スマホがあれば、ライト機能で懐中電灯代わりにもなりますが、停電中では充電の残量も気になる所ですよね。
台風が来るとわかったら、懐中電灯やLEDライト、ランタンなど準備しておきましょう。
ろうそくを使おうと思う方もいると思いますが、停電時にろうそくを使ったことにより火事になることもあります。二次災害を防ぐことも災害時には重要です。
できるだけ、火を使わない懐中電灯やランタンなどを使うようにしましょう。
使用する場合は、注意して燃えるものを近くに置かないようにしてくださいね!!
もし、ろうそくの雰囲気が好きでしたら、ろうそくに似せたLEDライトなどもありますよ。
台風が来ることがわかったらスマホやパソコン・ゲームの充電を!
台風が来るとわかったら、電気が使えるうちにスマホやパソコン・ゲームの充電をしておきましょう。
停電になってしまうと、情報が得られるスマホやパソコン、ゲームが無いと台風が過ぎるまでの時間、することが無くなってしまいます。
お子さんがいるところは特に、子供たちのやることが無くなってしまうので、ゲームの充電もしてあげましょう。
モバイルバッテリーやポータブル電源などがあれば、それも充電しておくことも大切です。
個人的には、電子機器を使わない時間を楽しむのもありだと思います♪ですが、緊急の情報を受け取るためにスマホだけは使えるようにしておきましょう!!
台風対策は避難所確認も大事!ハザードマップを要確認!
ハザードマップとは
自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したもの。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどの名称で作成されている場合もある。ハザードマップは土地の成因あるいは地形や地盤の特徴をもとに、被害想定区域、避難経路や避難場所、防災関係施設の位置などの防災地理情報が地図上に図示されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
近くの避難場所や避難経路をハザードマップで事前確認!各家庭で防災グッズをまとめるなど、避難準備をしておこう!
台風でなくても、日頃から避難場所や避難経路を把握しておくことは大切!!
特にお子様がいるご家庭では、大人の方がしっかりと把握してご家族を守れるようにしましょう!!
避難場所や避難経路は「ハザードマップ」で確認することができます。各自治体で配っている紙タイプの地図や最近では各自治体のホームページにデータ版が載っていますよ。
ご自宅のある自治体のホームページで確認して、ご家族で避難場所や避難経路は確認しておきましょう。
避難経路や避難場所をご家庭で確認するためにも、ネットで見れるハザードマップを印刷しておくと良いでしょう。
また、避難する際の防災グッズを避難リュックや非常時持ち出し袋にまとめておくことも大切です。
防災グッズをセットで販売している所も多いので、商品を集めるのが大変だと思う方は、ネットで防災セットを購入しても良いですね。
ネットで防災グッズセットを購入した方は、セットだからと安心せずに、個人的に他にも必要なものがないか確認して追加しておきましょう。
小学生でもわかるイラスト付き避難用防災グッズチェックリスト
台風やその他の自然災害で避難が必要になることもあるかもしれません。緊急時にすぐ対応できるよう、日頃から防災グッズを用意しておきましょう。
避難用防災グッズのチェックリストを確認しながら、そのほかに個人的にも必要なものがないかも考えてみましょう!!
小学生でもわかるイラスト付きなので、ぜひお子さんとも一緒に確認してみてくださいね♪
防災グッズを集めるのも、なかなか大変ですよね。
そんな時には、防災グッズセットを購入するのがおすすめです!!
ある程度の必要最低限のものは、まとめられていますので、この防災グッズに個人的に必要なものもプラスして、避難できるように備えておきましょう。
台風時に車は避難所になる!ガソリン満タンで備えよう
台風が接近してきたら、外に出られるうちに自家用車や社用車のガソリンは満タンにしておきましょう。
ガソリンを満タンにしておく理由をお伝えしますね♪
車はガソリン満タン状態で駐車しておくと飛ばされないための対策に!
台風の風は、車もひっくり返してしまうほどの強風。
少しでも飛ばされてしまうと、隣の車にもぶつかってしまうかもしれません。
ガソリンを満タンに入れておくと、重みが増すので風で飛ばされないための対策になりますよ!
台風時の避難場所としてエアコン完備されている車が使えます!!
真夏の暑いときや真冬の寒いときに家が停電になってしまったら、車がエアコンの効く避難場所になりますよ!!
長時間、車内にいても大丈夫なようにガソリンを満タンにしておきましょう。停電や何かあった時にも安心です♪
台風が再接近の時に外出すると、ケガや事故になりかねないので、ガソリンも風が強くなる前に対応しておきましょう!
台風が過ぎた後の注意点!家屋の被害状況と電線確認
台風が過ぎたら、外に出ても安全かどうか、大人の人が確認するようにしましょう!!
台風後の通勤や通学は、通れない場所や交通機関がまだ動いていないこともあるので、安全を確認しながら慌てず行動することも大切ですよ。
台風が過ぎたら被害状況を要確認!家屋の周りをチェック
台風が過ぎたら、家屋や周辺の被害状況を確認しましょう。
雨漏りで家財が濡れていないか。窓ガラスが割れたり、家屋に被害はないか。
家の周りも電線が切れていたり、木が倒れていたり、冠水していないか。安全かどうか確認してくださいね。
余裕があれば、ご近所さんの様子も伺うと良いかもしれません。
困り事があればご近所さんとお互い協力し合えるように、普段からの付き合いもしておくと良いでしょう♪
水に濡れた家電は火災原因になることがあるので注意!
台風の雨漏りや浸水などで家電製品が濡れてしまった場合、使用するのはやめましょう!
電気が水を伝って外にも流れてしまうと、漏電してしまいます。
漏電すると人に感電してしまったり、漏電火災が発生する原因にもなってしまいますよ。
水に濡れてしまった家電は電源を切り、しっかり時間をかけて乾かしてみること。
使用できなかったり、不安な場合は家電修理屋さんへ見せることをおすすめします。
台風で停電したらブレーカーをOFFに!停電復旧時の災害を防ぐ
台風で停電した場合、すぐに復旧しなければ分電盤のブレーカーをOFFにしておきましょう!
停電復旧した時に、電気の消し忘れによる災害が起こらないようにするためです。
例えば、アイロンを使用しているときに停電が起きて電源を切り忘れたとき、停電が復旧してアイロンのことを忘れてしまうと火災になることもあります。
冬には電気ストーブが停電の復旧により作動して火災になることもあります。
避難する際にもブレーカーをOFFにすること、ガスの元栓を閉めてから避難しましょう。
まとめ
- 食料の買い物やベランダの片付けは事前に終わらせる
- 停電したら水も止まる!停電・断水に備えて行動しよう
- 避難所にもなる車のガソリンは満タンに
- 避難場所・避難経路をハザードマップで確認
- 台風最接近時は絶対外へ出ない
- 台風が過ぎ去ったら、被害状況の確認
台風が接近した時の対策や事前に用意するもの、避難グッズの備えなどがわかったと思います。
自然災害は何が起こるかわからないもの。万全な準備をして備えておきましょう!!
ぜひ、ご家族でもイラスト付きのチェックリストを利用して、防災の意識を高めておいてくださいね♪