2年以上経っても日焼けの痕が治らないのは、日焼けした箇所でメラニン色素が蓄積しているからです。
日焼けの痕がいつまでたっても治らないと、足や手の見える服装をした時に、日焼け痕が目立ってオシャレが大変だと感じていませんか?
うっかり日焼けをした結果、2年経っても日焼けが治らないため、日焼けの痕が気になってしまいますよね。
実は日焼けの痕をそのままにしておくと、将来の肌トラブルにつながってしまうんです。
この記事では、どうして2年以上前の日焼けが治らないのか、日焼け痕を治すためのケアについて解説していきます♪
日焼けの痕が治らない状態で2年経った時の原因とは?
日焼けの痕が治らない状態で2年も経った時の原因は、肌でメラニン色素が蓄積していることが原因です。
日焼けにはサンバーンとサンタンの2つの種類があり、日焼けをしたときに肌が黒くなるサンタンは、肌がメラニン色素を作り出して黒くなっているんです。
肌が黒くなるサンタンに対して、サンバーンは日焼けにより肌が赤く状態のことを言います。
肌は紫外線により肌の角質層がダメージを受けると、紫外線の刺激から肌を守るために、黒いメラニン色素を作ります。
それが日焼けです。
肌には元々ターンオーバーと言われる修復機能がありますが、紫外線によって肌にダメージを受け過ぎると、ターンオーバーが働かなくなってしまうんです。
ターンオーバーが上手くできなくなったことで、メラニン色素が溜まり続けてしまい、日焼けが治らないまま2年以上経ってしまう原因になるんです。
肌のターンオーバーがきちんと機能しなくなってしまう原因には、紫外線を浴びすぎてしまったことに加えて、加齢によるものもありますよ。
日焼けをして肌が赤くなってしまった時の対処法
日焼けをして肌が赤くなってしまった時は、日焼けしたところを冷やして保湿することが大切です。
日焼けによって肌が赤くなっている部分は、サンバーンと言われ、時間がたつと痛みが出たり、お風呂のお湯が染みたりします。
赤くなった肌は紫外線によって角質層がダメージを受けて炎症を起こしている状態なんです。
日焼けをしてから早く赤くなった肌を、保冷剤を濡れたタオルで包み、できるだけ早く冷やして保湿をすることで、炎症を抑えることができますよ。
サンバーンは紫外線を浴びてから、短い時には4時間ほどで始まり、8時間から24時間程度でピークになり、3日ほどで落ち着きます。
化粧水を塗るときは肌を擦ったりせず、優しくプレスするようしてくださいね。
日焼けをした後の保湿には、肌に優しい低刺激なものを選びましょう。
ナチュリエのスキンコンディショナーなら、低刺激で日焼けをした繊細な肌にもオススメですよ♪
日焼けをした部分が熱を持っていても、熱冷ましシートを肌に貼ることは止めましょう。
肌への強い刺激となってしまいます。
日焼けしないための対策には日傘と日焼け止め
日焼けをしないためには、日焼け止めと日傘を活用しましょう。
日傘と日焼け止めは紫外線対策として、とても効果的です。
日傘の効果や選び方については次の記事を参考にしてみてくださいね。
日焼けが治らない足には栄養と血行が大事!!
足の日焼けが治らないのは、身体にとって足の肌は一番遠い部分で、ターンオーバーは最後なるからです。
ターンオーバーは通常4週間程度で行われますが、ターンオーバーには栄養と血行が大切です。
心臓から一番遠い部分の足は、冷えやなどによって血行が悪くなって、栄養も届きにくくなります。
特に日焼けをする暑い時期は、涼しさを求めて体を冷やしがちですよね。
熱中症には気を付けつつ、体を冷やし過ぎないようにしましょう。
肌のターンオーバーはビタミンをしっかり取ろう
肌のターンオーバーにはビタミンを取りましょう。
ターンオーバーが正しく行われるために、ビタミンCとビタミンEが必要なんです。
ビタミンCはメラニン色素が肌の中に定着するのを防いで、肌にうるおいを与えるコラーゲンの働きを助ける効果があり、野菜に多く含まれています。
ビタミンEには血行を促進してくれる働きがあり、大豆類に多く含まれているんです。
足の肌にもターンオーバーが正しく行われるように、ビタミンEとビタミンCが豊富に含まれる野菜と大豆類を小まめに食べましょう。
日焼けの痕が目立つ場合のセルフケアは美白化粧品がオススメ!
日焼け痕が目立つ場合のセルフケアには美白効果のある化粧品もオススメです。
美白にはハイドロキノンという成分が有効ですが、効果が強いため肌の弱い人はかぶれが起こりやすくなります。
同じ美白成分であれば、肌にも優しいプラセンタが良いですよ。
プラセンタには肌の修復を助ける効果があるため、ターンオーバーを正常に行って、メラニン色素の排出を助けてくれます。
ROYALプラセンタホワイトなら、足だけでなく顔のケアもまとめてできてオススメです。
日焼けが治らない場合は皮膚科を受診
何年も日焼けが治らないときには、皮膚科を受診しましょう。
少し面倒に感じる人もいますが、皮膚科を受診し肌の状態を正しく把握すれば、日焼けの痕をセルフケアよりも早く消すことにもつながります。
皮膚科にもよりますが、レーザー治療やケミカルピーリングといった治療法が一般的です。
薬を使って治療をする場合、希望に合わせて飲み薬や塗り薬も選べますよ。
レーザー治療
レーザー治療では、メラニン色素を除去するためのレーザーを照射して、メラニン色素を分解していきます。
施術中はチクチクとした痛みがあったりしますが、レーザー治療は術後のケアも大切です。
個人差もありますが、だいたい週に1回を5回ほど繰り返すことで効果を感じられるようになりますよ。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは薬品を使って肌の改善を行っていく治療法です。
古い肌を取り除いて、肌のターンオーバーを進めていきます。
薬品の強さを変えられるため、肌の弱い人にもオススメですよ。
レーザー治療と同じように、効果を感じるまでには1カ月くらいかかります。
まとめ
- 2年以上も日焼けの痕が治らない状態で原因は、メラニン色素が溜まっているから
- 日焼けをして肌が赤くなってしまったら、濡れたタオルで保冷材を包んで患部を冷やして保湿
- 日焼け防止には日焼け止めと日傘が効果的
- 足は心臓から遠く、ターンオーバーが遅くなりがち
- 肌のターンオーバーが正常に行えるように、ビタミンEとビタミンCをしっかり取る
- 日焼けの黒くなった痕が治らない時には美白化粧品がオススメ
- セルフケアで効果を感じない時には皮膚科を受診する
2年以上も日焼けをした痕が残ってしまうと、すごく気になりますよね。
うっかり日焼けをしてしまった時にはケアをすることも大切ですよ。
日焼けをしないように日常から対策をしっかりして防ぎましょう。