嫁が稼ぐということは、無条件でいいことばかりではないんです。
確かに大きなメリットはありますが、デメリットもあるんですよ。
現在ではパートやアルバイトを含め共働きが当たり前になっていますが、それでも仕事で稼ぐ嫁の収入が大きければ大きいほど余裕があって羨ましいなと思いますよね。
実際2馬力で収入がある分だけ、生活の基盤が安定するため金銭的にも余裕が生まれるんです。
その一方でお互いの仕事の忙しさが原因となってしまい、生活が上手くいかなくなってしまうケースも数多くあるんです。
せっかくお金を稼いでも、生活が破綻してしまっては意味がないですよね。
そうならないために、この記事では稼ぐ嫁がいることのメリットとデメリット、上手なコミュニケーションの取り方を解説します。
稼ぐ嫁が羨ましいは嘘!メリットとデメリットを解説!
嫁が仕事をして稼ぐことのメリットは、金銭的なものの他にも多くあります。
しかし、稼ぐ嫁が羨ましいなと感じていても、仕事をして稼ぐことでのデメリットも潜んでいるのです。
このデメリットを理解していくことで、現状を冷静に見れるようになりますよ。
稼ぐ嫁のメリット
仕事で稼ぐ嫁がいることのメリットは次の5点です。
- 金銭的な余裕が生まれる
- 生活レベルを上げられる
- 2人で目標を立てられる
- 夫婦で仕事の共感を得られる
- 育児中に外との繋がりを作れる
【金銭的な余裕が生まれる】
稼ぐ嫁がいることで、自分が働いている場合には2人分の収入が入ってきます。
また収入の柱を複数持てれば、夫婦のどちらかが病気やケガで収入が途絶えても、金銭的なダメージも軽くすることが出来るのです。
【生活レベルを上げられる】
更に世帯としての収入が増えることで、良い家に住んだり欲しい車を買えたりと、生活レベルも上げられるようになります。
【2人で目標を立てられる】
人生の3大資金と言われる住宅を買うための貯金や、子供の教育費、老後の資金などを確保しやすくなるでしょう。
この3大資金の貯金について具体的な目標を立てることで、夫婦の連帯感も生まれやすくなります。
【夫婦で仕事の共感を得られる】
仕事をしている上では、嫌なことがあったりつまずいたりするときもあると思います。
そんなときに嫁が仕事をしていれば、嫌なことや今つまずいていることも相談して共感を得られやすくなります。
ただあまりやりすぎると家庭の空気も悪くなりますし、相手のグチも聞く必要があるので注意しましょう。
【育児中に外との繋がりを作れる】
家の中だけでの孤独な育児生活をストレスを感じ精神的に参ってしまう嫁も多いです。
仕事があると家の外との関係を構築できるので、自分が必要とされている感覚を得られます。
また、自分の達成感などを感じることで精神的にバランスを取れるケースもあります。
金銭的な余裕を得られる、家の外と関係を構築できることで、精神的にバランスを取れることが、嫁が稼ぐメリットといえるでしょう。
稼ぐ嫁のデメリット
ここまでだと稼ぐ嫁が羨ましいと感じる方も多いでしょう。
しかし、次の5点のデメリットも存在しています。
- 夫婦での時間が少なくなることでのすれ違い
- 家事の負担割合
- 仕事のストレス
- 嫁の収入が夫よりも大き場合の周囲からの見え方
- 育児の負担が増える
【夫婦での時間が少なくなることでのすれ違い】
嫁が仕事をして稼ぐことで生まれるデメリットでは、夫婦の時間が減ることが上げられます。
勤務時間の変化する交代番勤務などでは、夜勤などでより一層コミュニケーションを取る時間が減るタイミングもあるでしょう。
それによりコミュニケーションが不足し、すれ違いが起こる可能性が増えます。
【家事の負担割合】
また、家事の負担割合も課題になります。
毎日の家事を相手がやってくれない場合に、家事負担が偏ることへの不満が貯まりトラブルとなってしまうケースも珍しくありません。
日常の事であるため不満が溜まらないよう分担する必要があります。
【嫁の収入が夫よりも大きい場合の周囲からの見え方】
多様性が認められる時代ですが、男性のほうが収入があって当たり前と考える人も少なくありません。
夫側が家の事をメインにする家庭もあり、そのことを見下すような人もいます。
また、嫁と収入差があることが、まるでその人自身の存在価値であるかのように感じてしまい、夫の自己肯定感が下がってしまうケースも考えられます。
【育児の負担が増える】
子供がいる場合、適度な仕事は気分転換になりますが、家事に育児にと時間に追われてしまう可能性もあります。
そんなことよりこっちをやって!とお互いの行動に過剰に反応してしまったりします。
そうした場合、金銭的なメリットよりも負担が増えたことによる夫婦関係の悪化につながってしまうリスクになります。
金銭的なメリットを得られる反面、すれ違いによる些細な事でのケンカ、仕事の拘束時間による家事負担の難しさもあります。
また、コミュニケーション不足による家庭内でのトラブルが発生しやすくなる事がデメリットと言えるでしょう。
稼ぐ嫁が羨ましいのはコミュニケーションも大切にしているから!
稼ぐ嫁がいる家庭は、多忙になりコミュニケーションが不足しがちです。
我が家も共働きで仕事をして稼ぐ嫁がいますが、そんな不足しがちなコミュニケーションを補う解決策として次の点に気を付けています。
- 相手がしてくれたことに感謝の言葉をかける
- 短時間でもお互いのことを話す時間を作る
- 家事も育児も7割を目指す
- 違う価値観を認める
この4点に気を付けると良いコミュニケーションが取れて円満な家庭を作れるでしょう。
相手に感謝を持つ
相手には積極的に感謝の言葉をかけましょう。
会社で同僚に何かをしてもらったとき、多くの人は「ありがとう」と感謝の言葉をかけるはずです。
自分も何かをしてあげたとき、例え感謝の言葉が目当てではなくても、何も言われないと良い気はしないはずです。
家庭でも同じように感謝の言葉を積極的に「ありがとう」や「してくれて助かったよ」など、相手の行動に感謝を持つようにしましょう。
例えば急な飲み会などの帰りに帰りを待ってくれている嫁に小さな花束や、スイーツを買っていく、そんなちょっとした気遣いが喜ばれるのです。
忙しくてもお互いのことを話す時間を作る
忙しくても1日15分程度は顔を見て会話をする時間を作りましょう。
お互いに仕事をしていて自分のことばかりになり、生活リズムまで違うと会話をする頻度も減ってしまいます。
生活は2人で成り立つものですから、例え忙しくても他愛もない話でいいので嫁と話をしましょう。
できることなら聞き役に回り、話に共感ができると良いですね。
育児も家事も7割を目指す
育児も家事も7割を目指しましょう。
共働きの場合、洗濯掃除料理と毎日100点を続けることは超人でもない限りは不可能です。
お互いに体調が優れない日もあれば、ついつい流行りのSNSなどで夜更かしをして寝不足になる日もあります。
多くのタスクがある現代で、家事や育児にと100点を目指し続けていると体も心も壊れてしまいます。
そうならないように、毎日継続するため家事や育児の7割を目標にしましょう。
そして今日自分ができたことを確認し、自分のことを褒めるもの大切になります。
ずっとお休みではだめですが、時には頑張りすぎない努力というのも頑張るのと同じくらい大事なことです。
違う価値観を認める
嫁も言ってしまえば赤の他人なので、価値観を押し付けるのはやめましょう。
結婚して夫婦生活をしていくなかで価値観が合わないことが出てきます。
何が大変か、大変じゃないかは人それぞれ違うのです。
デスクワークにも得意・不得意があり、フィジカルが強い人も弱い人もいますよね。
デスクワークが苦手な人に延々とデスクワークを押し付けることは苦痛です。
家庭であっても、料理が苦手なら極力手間のかからない料理にする、外食やテイクアウトなど、より良くなることに考えを向けましょう。
苦手なことに怒りを持つよりも、1人ひとりの違いを認め、夫婦の負担を減らすためにどうすればいいかを考えるほうが、良い関係を築けるはずですよ。
稼ぐ嫁と羨ましい役割分担をしよう♪4つのコツを解説!
稼ぐ嫁と家庭を円満にするために役割分担をしましょう。
洗濯、料理、掃除、家計など暮らすうえで家事として必要なことは数多くあります。
夫婦で暮らしているのに、必要なことを全て相手に任せきりではいけないですよね。
そのために次のことを頭に入れて考えてみましょう。
- 誰がやってもいい
- できないことを責めない
- まだこんなによりも、これだけできた
- お休み日を作る
この4つのことを頭に入れて、お互いに確認しながら役割分担をしていきましょう。
誰がやってもいい
家事は誰がやってもいいものです。
お互いが自分のやることじゃないと考えていたら、やってくれない相手に不満を溜めることになります。
お金を稼いでいるから、仕事が自分の方が大変だからなど、人はついつい自分に甘くなりがちです。
そうならないためにも、家事は誰がやってもいいくらいの余裕を持っておきましょう。
できないことを責めない
人には向き不向きがあるので、例えできなくても相手を責めるのはやめましょう。
ついつい人のできないことに目を向けてしまいがちですが、自分よりも相手の方が得意なこともあるはずです。
料理が下手な人、掃除が苦手な人、無駄遣いをして家計の管理が苦手な人などいろいろな人がいます。
苦手を得意にすることは難しいかもしれませんが、苦手をこなせる程度になることはできるはずです。
例えば、掃除が苦手ならお掃除ロボット、料理が苦手なら簡単料理にする、買い物なら食材の配送サービスを利用するなどです。
いろいろなサービスや便利グッズがありますから、毎日の家事を楽にするものを使うことも考えてみましょう。
まだこんなによりも、これだけできた
まだできないことよりも、できたことに目を向けましょう。
現代人のタスクは非常に多いため、消化できずに溜まっていくこともあるでしょう。
あれも終わってない、これも終わってないと考えてしまうと、できていないことを責めがちです。
毎日の料理は非常に負担の大きい家事ですから、苦痛に感じる時もあるでしょう。
そんな時に簡単な料理になってしまっても「こんな手抜き料理で」とならずに、「なにはともあれ料理をした」と、できたことに目を向けましょう。
お休みの日を作る
家事をお休みする日を作りましょう。
例え時折手抜きをしても、毎日続けば大変に感じる時もあるでしょう。
そんな時は今日はお休みの日と割り切ったり、相手の負担を考えて役割分担を交換するなどが大切です。
そうすることでメリハリが付き、明日からまた頑張ろうと思えるはずです。
まとめ
- 稼ぐ嫁がいると金銭的に余裕が生まれ生活レベルが上がる
- 稼ぐ嫁とはコミュニケーションが不足しやすいので、感謝を気持ちを大切にする
- 稼ぐ嫁には家事も育児もと、何でも求めず夫婦で7割くらいを目標にする
- 家事はどちらがやってもいいもので、お互いの違いを補い合う
この記事を読んで稼ぐ嫁にもデメリットがあることが分かったと思います。
そんなデメリットを乗り越えて、より良い家庭を作ってくださいね!