離乳食に疲れたママ必見!赤ちゃんが食べてくれないときに、親子で離乳食を楽しむために今すぐできる工夫をご紹介します!
せっかく頑張って離乳食を作ったのに、赤ちゃんが食べてくれなかったらママ・パパは不安になったりイライラしたりしてしまうこともありますよね。
厚生労働省の調査(平成27年度乳幼児栄養調査)によると、なんと0~2歳児の親の70%以上が離乳食についての悩みを抱えているそうです。
その中でも約60%の親が「食べる量が少ない」「食べものの種類が偏っている」「食べるのをいやがる」と答えていました。
離乳食を食べてくれなくて悩んでいるママ・パパは多い!
赤ちゃんにはそれぞれのペースがあり、そんなに焦る必要はありません。
大事なのは離乳食を楽しいと思ってもらうこと。
この記事では離乳食に疲れたママ・パパのストレスを減らし、親子で楽しめるように今すぐできる工夫をまとめました。
ママ・パパのよくある質問や意識してほしいことも紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
離乳食を食べなくて疲れたママに試してほしい工夫
赤ちゃんが離乳食を食べてくれなくて疲れたなら次の4つの工夫を試してみてください!
①赤ちゃんの好きな食べ物をあげる
好きな食べ物だったら食べる赤ちゃんは多いです。
多くの赤ちゃんが好きな食べ物にはかぼちゃ、バナナ、さつまいも、にんじん、お米などがあります。
メニューに好きな食べ物を多めに混ぜてみて、もしそれでもだめなら思い切って好きな食べ物だけをあげましょう。
離乳食初期~中期は、バランスよく栄養を取れていなくても大丈夫。
この時期は食べる練習が主な目的なので、楽しく食事ができるなら好きな食べ物を多めにしても大丈夫ですよ!
その代わり、母乳やミルクからしっかりと栄養をとらせてあげてくださいね。
うちの子は、なんでもかぼちゃパウダーを混ぜて食べていました!
②離乳食の味や固さなどを変えてみる
赤ちゃんは離乳食の味や固さなどが気に入らないのかもしれません。
いつも同じ味になっている場合は、味を変えてみましょう。
一般的な調味料の使える時期は次の表を参考にしてくださいね。
【離乳食初期】だし(赤ちゃんだしor大人のだしを薄めて)
【離乳食中期】塩・砂糖・醤油※・味噌※(どれも少量ならOK)
【離乳食後期】ケチャップ・マヨネーズ※・バター※(どれも少量ならOK)
【離乳食完了期】ソース※・コンソメ※・カレー粉(どれも少量ならOK)
※アレルギーに注意
ちなみに調味料ではないのですが、私が実際に使ってよかったのはbebecoのまるごとおやさいパウダーです。
うちの子は離乳食後期で食べなかった時期があるのですが、これを混ぜると必ずパクパク食べていました。
5か月ごろから使えるので、調味料の塩分や添加物が気になるママさんはぜひ試してくださいね!
また、食材の固さを変えてみるのもおすすめです。
おかゆを嫌がるようになってしまった赤ちゃんに、少し固いおかゆをあげてみたら食べたというケースもあります。
離乳食の進むペースは赤ちゃんによってそれぞれ。育児書は目安程度に考えて、赤ちゃんの好みの固さを見つけてあげてくださいね。
また、私の経験上、味や固さ以外に温度やとろみの強さが原因になることもあったので、改善しない場合は試してみてください。
③離乳食の場所や食器を変えてみる
ほんのちょっとしたことを変えるだけで、パクパク食べてくれるようになることがあります。
例えば離乳食を食べる場所を変えてみましょう。
赤ちゃんが離乳食を食べない理由に、周りのものが気になって集中できない、椅子が気に入らないというものがあります。
その場合は、集中して食べられる環境を整えてあげましょう!
- 周りがごちゃついておらず、離乳食に集中できるか
- 椅子に座ったとき足がつくか
- ママ・パパと同じ目線か
赤ちゃんの好みや性格はそれぞれなので、このチェックリストが全員にあてはまるわけではありませんが、一つの可能性として試してみてくださいね!
また、食器を変えるのもおすすめです。
特にスプーンが気に入らないケースが多いです。素材を変えてみたり、大人とお揃いにしてみたり、好みに合うスプーンを探してくださいね!
ちなみに、このドードルのスプーンは、正しい持ち方に自然と導いてくれるおすすめ商品です。
④頑張りすぎない!疲れたときはベビーフード(BF)を活用
頑張って作っても食べてくれないし疲れた…という時は無理せずベビーフード(BF)に頼ってしまいましょう。
特に一人目の赤ちゃんだと、「栄養のあるものを頑張って手作りするんだ!」と頑張ってしまうママ多いですよね。
それはもちろん素敵なことだと思いますが、頑張りすぎてストレスをため込まないように注意してくださいね。
手作りの離乳食を食べない赤ちゃんがベビーフード(BF)にしたらすんなり食べた、という話はよく聞きます。
ベビーフード(BF)は手軽なうえに栄養バランスも考えられていて、いつも頑張るママのお助けアイテムです。
上手に活用して赤ちゃんと笑顔で過ごせる時間を増やしましょう!
海外ではベビーフード(BF)を使うことは当たり前!使うことに罪悪感を持たなくて大丈夫だよ!
⑤生活リズムを整え、決まった時間にお腹が空くようにする
離乳食の時間にお腹が空いていないのかもしれません。
大人も生活リズムが乱れてくると食事の時間がバラバラになることありますよね。
生活リズムを正すために、①早寝早起き、②離乳食や授乳・ミルクの時間をできるだけ一定にすること、③日中はできるだけ活動的に過ごすことを心がけてください。
特に、離乳食後期の赤ちゃんは、日中によく活動することで、夕方以降に離乳食をよく食べるようになることが多いです。
生活リズムを正すコツは、午前中に日光を浴びて活動的に過ごすこと!部屋の中を時間帯に応じた明るさにすることもおすすめです!
いろいろ試行錯誤しながら赤ちゃんの食べたいタイミングを見つけてあげてくださいね!
赤ちゃんに離乳食は楽しい時間だと思ってもらう!
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないと、ママ・パパは不安やイライラを感じてしまうことありますよね。でもその不安やイライラが赤ちゃんに伝わってしまうと、余計に離乳食を嫌がってしまうことも。
赤ちゃんは親の感情にとても敏感です。
まずはママ・パパが笑顔で楽しむことを心がけ、赤ちゃんに離乳食は楽しい時間だと思ってもらいましょう!
赤ちゃんが食べたら大げさに褒めてあげるのも効果的ですよ。
また、できるだけ赤ちゃんと一緒に食事をしましょう。
ママやパパがおいしそうに食べている姿を見せて、食事への興味を持ってもらいましょう!
ママ・パパは離乳食に疲れたら一旦やめてもOK!
「いろいろ試したけど食べてくれなくて疲れた、離乳食を楽しめない」という時は無理しなくて大丈夫です。
特に、離乳食初期の場合は、離乳食を一旦やめても大丈夫です!栄養は授乳・ミルクからきちんととれています。
もしかしたら赤ちゃんの離乳食を始める準備が整っていなかったのかもしれません。
まずは数日お休みしてママがリフレッシュしましょう♪
離乳食中期や後期で食べない場合は、一旦片付けて時間をおく方法があります。
しばらくして再チャレンジしてみると、パクパク食べてくれることもありますよ。
また、離乳食を食べてくれなくてママが疲れてしまうのは、「せっかく頑張って作ったのに」というイライラによるものが多いです。
離乳食ライフを楽しむためには「赤ちゃんは最初は食べないのが普通だと開き直ること」「ママが頑張りすぎず、ほどよく楽すること」が必要です。
捨てても仕方ないや、というくらいの気持ちで無理せず離乳食ライフを楽しみましょう!
離乳食に疲れたママのよくある質問
①赤ちゃんが離乳食を食べてくれません。栄養バランスは大丈夫?
離乳食初期や中期は、食べる練習が主な目的なので、母乳・ミルクを飲めていればそれほど心配する必要はありません。
離乳食後期の場合は、1回の離乳食で栄養バランスを完璧にしようとせず、2~3日単位で栄養を取れるようにすれば大丈夫です。
長い目でみても栄養が取れていなくて、赤ちゃんの健康状態が心配なら一人で抱え込まず、周りの人やかかりつけの小児科に相談しましょう。
②5か月を過ぎたので離乳食を始めたのですが、全然食べてくれません。
もしかしたら赤ちゃんの離乳食を始める準備が整っていなかったのかもしれません。
次のサインがあれば離乳食開始してもOKですよ。
全て当てはまっているのに食べてくれない時は、数日お休みしてから再チャレンジしましょう!
③離乳食を食べてくれないのですが、母乳やミルクで栄養は足りていますか?
離乳食初期、中期の赤ちゃんは母乳・ミルクで基本的には栄養を取れています。
ただし、母乳は生後6か月たつと栄養がだんだん減っていくといわれています。
離乳初期後期になっても離乳食を食べてくれず、母乳やミルクがメインになっている場合は、栄養士さんやかかりつけの小児科に相談してみてください。
まとめ
- 赤ちゃんが離乳食を食べてくれなくて悩んでいるママ・パパは多い
- 食べてくれないときには好きな食べ物をあげてみたり、食器を変えてみたり、いろいろ工夫してみる
- 離乳初期~中期は、栄養バランスよりも、食べる練習が主な目的
- 離乳食の進むペースは赤ちゃんによってちがう
- 疲れたときは無理せずベビーフード(BF)を活用する
- 【離乳食=楽しい時間】だと思ってもらえるようにママ・パパも一緒に食事を取り、笑顔で楽しむ
- ママがストレスを溜めないよう、頑張りすぎないことが大事
赤ちゃんが離乳食を食べてくれなくて疲れた時にできる工夫と意識してほしいことをご紹介しました!
離乳食を食べてくれないという悩みは、ほとんどが一時的なものです。
ママは悩みや不安を一人で抱え込まず、周りの人にどんどん相談してくださいね!
離乳食は大変ですが、今しかない貴重な時間でもあります。
せっかくなら親子で離乳食ライフを楽しみましょう!