子どもが小学生になるタイミングで習い事を始めさせたいと考える方は多いのではないでしょうか。
未就学児から習い事をしている子どももいますが、親としては小学校への入学を機にできることを増やしてあげたい、可能性を広げてあげたいと考えますよね。
また、習い事の種類がたくさんある中で何が人気なんだろう、どうやって選んだらいいかわからないという悩みも尽きないと思います。
みんながやっているからとなんとなく選んでしまうと、子どもに合わなかったなんてことも…。月謝も無駄になってしまいます。
この記事では、小学生に人気から将来役にたつ習い事までおすすめ15選について詳しく解説していきます。
わたしも小学生の子どもを育てていて、習い事選びにはとても悩んだ経験がありその実体験をもとに、みなさんの悩み解消をお手伝いできたらと考えています。
習い事の特徴を種類ごとに解説していますので、子どもに合った習い事を見つけましょう!
習い事にかかる費用や抑える方法も合わせて紹介していますので、ぜひ読んでください。
【小学生の習い事】おすすめ15選!人気から将来役立つものまで
1 水泳
2 英会話
3 ピアノ
4 体操教室
5 書道
6 そろばん
7 サッカー
8 ダンス
9 武道
10 プログラミング教室
11 絵画教室
12 子ども料理教室
13 オンライン英会話
14 オンラインプログラミング教室
15 オンラインダンス
水泳やピアノなど習い事の定番になっているものから、英会話やプログラミングといった教育方針の改訂により小学校の授業に組み込まれ人気が上昇、将来役だつものまで種類がさまざまです。
オンラインで受けられる習い事の種類も増えていて、小学生の習い事として選択肢の一つになっています。
種類ごとに解説しますので、特徴や費用面を知って小学生のお子さんの習い事選びにお役立てください。
スポーツ系のおすすめ習い事
水泳
水泳は小学生の習い事として男女ともに不動の人気!
全身運動なので、体力づくりや心肺機能の向上にとても効果があリます。
子どもたちは外で遊ぶ機会が減っているので、運動不足解消に最適です!
【風邪をひきにくくなった。喘息を良くするために習わせた】という話は水泳あるあるですね。
水泳教室はスキルによってクラス分けがされ、同じレベルの仲間と決まった時間に切磋琢磨しながら頑張る力が身につきます。
水への恐怖心があると、学校の水泳授業に苦手意識を持ってしまうことも…。
水泳を始めると水への恐怖心も無くなるので、海や川での遊びも楽しめます。
わたしの子どもは、シャワーの水が顔にかかることが苦手で水泳を始めました。
今では泳げることを楽しんでおり、水泳を選んでよかったと実感しています。水泳はおすすめな習い事ですよ!
テストがあり合格するとワッペンがもらえるので、達成感や向上心も身につきます。
費用面は専用の水着程度、月謝は月5,000円〜10,000円なので小学生の習い事として始めやすいでしょう。
送迎バスを用意している水泳教室もあり親の負担を軽減できる点もおすすめです。
サッカー
サッカーは、スポーツの中でも小学生に人気が高い習い事です。
ボールひとつでどこでも練習できるのもおすすめ。
民間が運営するチームや学校で活動する地元チームに所属します。
サッカーの運動効果は基礎体力の向上と運動神経の発達です。
年齢が上の子どもと一緒にプレイする中で協調性や仲間と絆が芽生え、かけがえのない宝物となります。
サッカーは、友達や仲間ができる習い事としてもおすすめ。
子どもの年齢があがると友達と楽しそうに自転車で通うようになり、自立心も芽生えます。
サッカー教室の費用は地元運営のクラブチームでは月3,000円、民間が運営するチームは10,000円ほどです。
普段の練習に加えて遠征や合宿などがあるため、どのクラブチームを選ぶかで費用は変わってきます。
小学生の場合、費用面や友達作りに重点をおくと続きやすので、学校で活動する地元のサッカーチームへの参加がおすすめです。
体操教室
体操は、運動能力の発達と柔軟性・体幹が身につく習い事です。
小学生は運動神経が発達しやすい時期なので、この時期に体操を始めると運動能力が向上します。
体操教室は楽しく運動することを基本としているので、運動への苦手意識がなくなります。
【できた】体験は自己肯定感にも繋がり将来の力になります。
また体操教室は仲間と一緒に運動するため、コミュニケーション能力の向上や協調性も身につきますよ。
費用面は初期費用がかからず月6,000円ほどなので、家計にも優しいおすすめな習い事です。
芸術系のおすすめ習い事
ピアノ
小学生が始める音楽関係の習い事としてピアノは定番の人気があります。
音感や感性が身につき自然と絶対音感になっている子どももいます。
常に指を動かし続けながら足や耳も使って曲を弾くため、脳機能の発達にも効果があります。
ピアノ教室の形態は個人宅と大手教室のどちらかで、費用は月10,000円ほど。
ピアノは毎日の練習が必要なので、ピアノ購入や楽譜代・発表会代が別にかかります。
練習することで継続する力や曲を弾くことができる満足感・自信を身につけることができるおすすめな習い事です。
ピアノを習って身につけた感性は一生もので、子どもの個性として輝き続けます。
ダンス
ダンスは小学校の運動会での恒例行事ですよね!
ダンスは身体能力の向上・リズム感・チームワークで踊る楽しさや仲間との一体感を感じられる習い事です。
内気な子どももダンスを通して、自分の気持ちを表現できるようになります。
表情が豊かになり自信がつくので、友達とのコミュニケーションも積極的になりますよ!
教室は地域のコミュニティーセンターで行っているものから民間が運営しているものまでさまざまです。
費用は月謝制で5,000円〜10,000円ほどですが、発表会があると衣装代や参加費がかかってきます。
身体で気持ちや歌を表現できる子どもはかっこいい!男女関係なく人気の習い事です。
絵画教室
小さい頃から絵を描くことが好きな子どもっていますよね。わたしの子どもも保育園の頃からずっと絵を描き続けています。
絵画は発想力を高め芸術センスを身につける習い事です。
絵画教室では、お題に合わせて絵を描いたり工作したり子どもの興味に合わせて進められるので、アイデアをそのまま形にできます。
子どもだからこそ潜在的に持っている芸術的センスを伸ばしてあげることができますね。
親の目線で考えると絵画教室の優先順位は低くなりがちですが、子どもの【好き・夢中になれる】を伸ばしてあげられる習い事です。
学習系で将来に差がつく!役に立つ習い事
そろばん
そろばんは親が習わせてよかったと思う習い事です。
そろばんは、【珠算】という計算方法ですが、練習して身につけていくと頭の中でそろばんを弾くことができるようになり計算が早くなります。
計算が早くなると算数や数学への苦手意識が減少し、勉強へのモチベーションを維持しやすくなります。
学習する力を伸ばしたい子どもにはとてもおすすめです。
また、【珠算】という計算方法は脳を活性化させるので、創造力や集中力など将来に向けて身につけたい能力を鍛えることができます。
そろばんで得た計算力は大人になってからも役に立ちますよね。
費用については、4,000円から10,000円ほどと幅があります。月謝以外にもそろばん代・教材代・検定代がかかります。
プログラミング教室
小学校でのプログラミング教育が2020年から義務化されました。
プログラミング教室の数は増えていて、小学生の習い事として始める子どもは増えています。
小学生向けのプログラミング教室では、ゲームやロボットなど子どもが興味や好奇心を抱く内容になっています。
プログラミングは、将来に必要な論理的思考・問題解決能力が身につきます。
また、学べる専門的な知識や技術は子どもの将来を広げる可能性があり、小学生が始めるおすすめな習い事です。
費用は6,000円から13,000円ですが別途教材費がかかる場合もあり、始める前に教室へ確認したほうが良いでしょう。
英会話
2020年から英語が小学校で必修化されました。小学校での英語授業時間は少なく実践的なコミュニケーション能力を身につけることは難しいです。
小学生から英語になれることで自然に英語を話すスキルが身につきます。
小さい時から耳が英語に慣れると【英語脳】が身につき、直感的に英語を日本語になおすことができます。
グローバル化している現代において英会話は将来役にたつ習い事です。
英会話教室は、年齢やレベルごとに分けられているほか、日本人教師や外国人教師のどちらかを選ぶことができる場所もあります。
内容も子どもが英語を楽しく学べるよう工夫されています。
外国人と抵抗なく自然に会話ができるようになることが魅力ですね。
費用は10,000円程度。個人レッスンかグループレッスンを選ぶかによっても変わります。
グループレッスンは10名以下の人数で週1回時間は50分が定番です。
【習い事】日常生活で役立つスキルを身につける
子ども料理教室
小学生の習い事として料理教室が注目されています。
食育や料理の工程に楽しく取り組むことで、脳に良い影響があるからです。
出来上がった時の達成感や自分で作ったものを食べる喜びも味わうことができます。
【好き嫌いが減る】メリットもあります。親としては嬉しいですね。
基本的に教室のスタイルは1回完結です。ただし、料金システムについては単発のもの、3回で10,000円など方法が変わります。
まずは、単発のレッスンに参加してみて興味が続くようなら入会する流れが良いでしょう。
書道
書道は、親が習わせたい習い事のひとつです。
小学生から書道を習うと字を正しく書く習慣が身につき、きれいな文字を書けて自信がつきます。
また、正しい姿勢で一字一句書く練習をするので集中力が身につきます。
小学3年生頃から習字の授業が始まるため低学年からスタートさせることをおすすめします。
費用については、道具代はかかりますが5,000円程度と月謝が安いことも特徴です。
武道
武道を習い事にする小学生が増えています。最近では空手が人気になっています
【礼に始まり礼に終わる】という言葉がありますが、空手は挨拶や礼儀を大切にする競技です。
小学生のうちに挨拶や礼儀を身につけさせたいと習い事に選ぶ親も多いです。
空手教室では、技や【型】の練習をしますが繰り返し行うことにより体力・集中力・忍耐力をやしなうことができます。
組手をするときは防具をつけますが蹴られたりすると痛いので、空手を通して人の痛みがわかる子どもに成長します。
社会で生きていく上で必要な【礼儀・思いやりの精神】が身につく武道は、小学生におすすめな習い事です。
自宅で気軽に!オンライン習い事
オンライン習い事は、インターネットを介して学べる方法です。パソコンとネット環境がそろっていれば誰でもどこでも始めることができます。
オンラインの習い事は自宅でできるので子どもも安心した環境で学べますし、送迎の心配がなく親の負担も軽減できます。
いつでもどこでもできるので、他の習い事で忙しい・小さい兄妹がいるご家庭におすすめです。
オンラインの習い事は選択肢も多く地域に関係なく受けられるので、子どもの興味に合わせ相性の合う先生や教室を選べることがメリットです。
費用面も通学タイプと比べ低コストなので気軽にすすめられる習い事です。
オンライン英会話
オンライン英会話の特徴は費用が通学よりも安く、都合の良い時間でレッスンが受けられることです。
レッスン時間は25分〜50分が平均です。月謝は6,000円ほどで回数無制限!なんて惹かれるプランもあります。
講師が多数在籍していることもメリット。子どもにあう講師を選ぶことができます。
相性の良い講師と楽しくレッスンを受ければ、英語が好きになりますね♪
オンラインプログラミング教室
オンラインプログラミング教室の特徴は、通学の必要がなく自宅で本格的なプログラミングを学ぶことができます。
プログラミング人気により教室は増えていますが、曜日や先生との相性など子どもにピッタリな教室を自宅の近くで見つけるのは難しいですよね。
オンラインプログラミングは、全国から子どもにあった教室を選ぶことができます。
繰り返し教材を確認できてわからないことがあれば、チャットやビデオ通話などですぐ質問ができるという特徴があります。
オンラインプログラミング教室の費用は月に5,000円から15,000円ほどで、他に教材費がかかります。
オンラインダンス教室
オンラインダンス教室の特徴は、自宅で楽しくダンスを楽しめることです。
ダンスは好きだけど、みんながいる前では恥ずかしいと感じる子どももいますよね。
オンラインダンス教室は、自宅でリラックスして身体を動かすことができます。
時間が短い教室では、1回20分程度と子どもが集中しやすい時間に設定されています。
内容は、講師が子どもに声かけしながら行うので子どものやる気や集中力も続きます。
【小学生の習い事】メリットとは?
小学生から習い事をするメリットは主に5つあります。
・自分に自信がもてるようになる。
・集中力が養われる。
・家庭と学校以外の人と関わる中で、コミュニケーション能力や社会性、思いやりの心が身につく。
・子どもの好奇心や興味を刺激できる。
・子どもの才能や能力向上が将来の可能性につながる。
習い事をすることで【できなかったことができるようになる】と自信がついて子どもの成長につながります。
自信がつくと子どもはさらに頑張ろうと努力するので、才能や能力が開花し将来の可能性が広がります。
また、習い事は学校や家庭と違う環境なのでコミュニケーション能力や社会性が身につきます。
友達や仲間と一緒に過ごすことは、思いやりの心も育てます。小学生の習い事はメリット盛りだくさんですね!
【小学生の習い事】選ぶ際の注意点は3つ
家計のバランスを見て費用を考える
習い事を始める上で気になるのが【費用】です。教室によって金額もさまざま…。
習い事の費用が他の生活費を圧迫していないか家計のバランスを考えて選ぶことが大切です。
例えば、学校のクラブ活動や自治体が主催している習い事を活用したり、兄弟・姉妹割りを使うと習い事の費用を安くすることができますよ。
親として子どもにたくさんの経験をさせたいと思いますが、費用面を考慮し習い事の数を決めることも賢い選択です。
通いやすさ
習い事を選ぶうえで【通いやすさ】はとても重要です。自宅や学校からの距離はどうか。
小学生低学年の子どもには親の送迎が必要です。習い事の教室が自宅から遠いと、送迎の負担が大きくなります。
いずれ子どもがひとりで通うことも想定し安全面を考え、自宅から近い距離がおすすめです。
子どもの興味を基準に選ぶ
小学生になると、子どもは自分の意見を持つようになります。
子どもが興味をもった習い事を選びましょう。子どもが【自分で習い事を決めた】と思うことが大切です。
親としては習い事の技術や能力など学習効果があるから習わせたいと思っても、子ども自身が【やりたい】と思わなければ続かないですし、やる気は出ませんよね。
子どもとよく話し合って習い事を選びましょう。
興味がはっきりしない場合は、体験から始めてみるのもよいでしょう。
教室や先生との相性は、子どもが習い事を続けられるかどうかポイントになります。
まとめ
- 小学生の習い事としておすすめは15選
- 習い事を種類ごとに特徴がある
- スポーツ系のおすすめ習い事は、水泳・サッカー・体操
- 芸術系のおすすめ習い事は、ピアノ・ダンス・絵画教室
- 将来に役立つ習い事は学習系であるそろばん・プログラミング教室・英会話
- 日常生活で役立つ習い事は、料理教室・書道・武道
- 自宅で気軽に!オンライン習い事もおすすめ
- 小学生の習い事は、自己肯定感の向上や社会性が身につくことなどメリットだらけ
- 習い事を選ぶ際の注意点も確認しよう
- 家計に無理のない費用も習い事を選ぶ際のポイント
- 習い事の費用を安くする方法を賢く利用
- 子どもにあった習い事を選ぶことが大切
小学生の習い事は、子どもの可能性を引き出してあげられるチャンスです。
親として、子どもの【好き・興味がある・やってみたい】という気持ちや主体性を大切にして、習い事を子どもと話し合って決めましょう。
小学生は自分の意思をもっています。表現することが難しいだけです。
習い事を始めるには現実的に費用面や送迎による保護者の負担もあり、合わせて考える必要があります。
子どもも親も無理のない習い事の数・時間・予算設定を考えてご家庭にあった習い事を選びましょう。
小学生の習い事は、子どもの笑顔・成長を感じられる良いきっかけになりますよ!